雑駁の極み

とある人間の備忘録。

街歩きしまくった2日間

本当に疲れた。

そして昨日はずーーーーーーーーーーーっと寝てた。

たかだか金曜日と土曜日の2日間、街を歩いただけなのにすごく疲れた。運動不足なんだろうなー。

 

金曜日の部~中学生と街歩き~

金曜日は教育実習でお世話になった中学校の街歩きのお手伝いへ。テーマは地形と防災。身近な地域の地形と防災について街歩きをしながら確認していく。本来なら教育実習中に街歩きをする予定だったのだが,学校行事との関係で期間中にはできなくなってしまった。その後,指導教員から連絡をもらって久しぶりに中学校へ行った。

 

「”お手伝い”と言うからには指導教員主導のもと,生徒たちの後ろからついていくだけだろう」と勝手に思っていた。「勝手に思っていた」と書いたからわかるだろうが,当日出勤したらそうではなかったのである。授業の始まる5分前に「小生さん,先頭で解説してくれる?ワークシート作ってくれたし」と言われた。

 

えー??

あと5分で始まるんですけど?

しかも解説するんですか?

??????????????????

 

実は小生も指導教員からの課題ということで,授業でまわるコースを下見しワークシートを事前に作っていた。確かに作ったけど…。やったことないし…。それでも生徒たちは来てしまうので,やるしかないなー。頑張ってやってみよう。

 

街歩きを始めるとまず気を付けなければならなかったのは,歩く速さである。自分のことで精一杯で,いつの間にか生徒置いてきてた(笑)危ない危ない。それから生徒たちに解説する際には一時的にとどまる場所を確保しなければならないことである。40人近い生徒がとどまることができ,なおかつ一般の方の邪魔にならない場所であること。下見の際には全く考えていなかった汗。本当にあせった💦その場の判断でとりあえず乗り切った…。街歩きを考える際の視点として考えなければならないのか。

 

解説もほとんど答えを言っているような感じだったが,これはこれでしょうがないかなーと思っている。時間内に学校に戻らなければならないし,事前にどんな学習をしているのかもわからないし…。まぁ善し悪しはここでは問題にしないでおこう。

 

もちろん,同学年に複数クラスあるわけで同じコースを4回歩いた。調べてみると1回あたりの距離がだいたい1.4km。それを4回ということで,5.6km。解説しながらだから余計に疲れた気がする。

 

それでも,街歩きが終った後に「もう1回行きたいなー」「ブラタモリみたいで面白かった!」という声があったのはとてもうれしかった。がんばった甲斐があった。よかったよかった。

 

土曜日の部~地理の人と巡検

地理が好きな小生。地理は総合の学問,関係の学問などと呼ばれることがある。歴史や政治,経済,地形など本当に様々な分野が関わっている。こんな面白い学問が!と思ったのをよく覚えている。

 

ここからは街歩きではなく「巡検」を使う。今回は千葉県浦安市巡検だった。浦安というと,ネズミの国もといディズニーリゾートがあることで有名である。むしろそれしか浮かばないというのが普通なのかもしれない。

 

浦安市は実は東京都心からの直線距離が約12キロと,とても近い。しかし,1969年まで鉄道が走っておらず,東京都心に出るのになんと1時間以上かかっていた。このことから「陸の孤島」と呼ばれていたそうだ(相棒だなw)。また1889年の市制・町村制施行以来,1度も他市町村と合併したことがない浦安は,面積わずか4.4㎢と千葉県内で最も小さい町だったそうだ。しかし埋め立てにより面積はなんと約4倍に。つまり市域の4分の3が埋立地という事です。

1969年の東西線開通により東京都心と20分ほどで結ばれた。1983年に東京ディズニーランド開園。1988年には新浦安駅開業,1990年には京葉線東京駅まで延伸。2001年に東京ディズニーシーが開園。高層マンションが建ち並び,人口も急増。

 

そして浦安をはじめとする沿岸部と言えば,東日本大震災により埋立地のほとんどで液状化現象が発生し大きな被害が出た。浦安市について言えば人口がこの時に初めて減少した。しかし現在はまた回復してきているそうだ。液状化したとは言え,アクセスのよさが魅力的なのだろう。まぁ小生だったら絶対に家は買わないけどね。元々の陸域にある地域(元町)と埋立地に出来た新しい地域(新町)が存在するとても面白い街であった。

 

ちなみに,浦安で歩いた距離もおよそ5km。2日で10kmか。大した距離ではないが,疲れたなー。